暴騰や暴落のイメージが強いビットコインは、株や為替などと比較しても非常に値動きの激しい金融商品です。
言い方を変えれば、トレンドの波に乗ることができれば、ビットコインはFXで大きく稼げる金融商品であることを意味します。
値上がり時のみならず、値下がり時でも利益を稼げるFXならば、暴落の多いビットコインでも短時間で高収入を得ることも夢ではありません。
ただFXというと、リスクが怖い、負けたら借金をするかもしれない、仮想通貨はギャンブルだからやらない、という方も多くいることでしょう。
今回はビットコインFXは本当にギャンブルなのか、レバレッジを低く設定すれば怖くはないのか、などをテーマにビットコインFXの仕組みやリスクを減らす方法を解説します。
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ビットコインはギャンブルなのか?

まずビットコインはギャンブルなのか否かで言えば、ギャンブルではありません。ただ投資なのかというと、そこは人によりけりです。
ビットコインに将来性を感じ、今後10年20年と長期にわたってビットコインを保有する予定があるというのであれば、それは投資でしょう。
ただFXでビットコインのデイトレードをしたいという方に限定すれば、ビットコインの取引は投機という扱いになります。
投機というのは短期間における価格変動の差益を狙う取引のことなので、デイトレードに限らずビットコインの短期売買はすべて投機として扱われるでしょう。
では投機はギャンブルなのかというと、それも違います。ギャンブルは胴元が利益を得る仕組みになっているので、基本はマイナスサムゲームです。ギャンブルは一時的に勝つことはできるでしょうが、トータルで見ると確実に負けるようになっています。
対してビットコインFXの場合、ゼロサムゲームとなります。胴元のような存在はいませんので、確実に負けるということはありません。もちろん、確実に勝つということもないです。
胴元がいない分、ギャンブルよりもビットコインFXの方が勝つチャンスは平等にあると言えるでしょう。
むしろレバレッジを抑えるなど、しっかりとリスク管理をすることで損失を最小限に抑えれば、トータルの利益を増やすことも可能です。
辞書的に定義をするのであれば、ビットコインに限らず、投機はギャンブルではありません。確実に負けるギャンブルと違って、投機は勝つチャンスが誰に対しても平等にあります。
もしもビットコインFXで負け続けているという方がいれば、それは単純に勉強不足なだけです。
いくら勝つチャンスがあるからといって、努力もなしに利益をあげられるほど、ビットコインFXは甘い世界ではないです。
ビットコインFXを始める予定があるのであれば、そもそもなぜ負けるのか、一体何を恐れるべきなのか、FXのリスクや仕組みをよく勉強し、理解しておきましょう。

FXで儲かる仕組みとは?

投資というと、値上がりしそうな銘柄を買い、値上がりした後に売って利益を得る株式投資などをイメージしやすいです。ではFXはどうなのでしょうか?
FXも利益を得る原理は株式投資などと同じです。ビットコインが安い時に買い、高くなってから売ることで、値上がりした分の差益を得ることができます。
ただFXの場合、売りから入り、買い戻すことで、価格が下落しているような場面でも稼ぐことができるのですね。
例えば現在のビットコインの価格が60万円として、この時に1BTC分の売注文を入れます。売り注文を入れると、1BTCの売のポジションを保有することができます。
その後、ビットコインの価格が下落、今回であれば60万円から40万円まで値下がりしたとします。この時、1BTCの売りポジションを決済して買い戻すと、差額分である20万円の利益を得ることができるのですね。
このように、売り注文を入れることで、FXでは暴落や急落する場面でも稼ぐことができます。ただ、売り注文を入れるにしても、それに相応しいだけの元本が必要です。
今回のケースならば、1BTCの価格が60万円の時に1BTCの売り注文を入れるのであれば、1BTCなら60万円、2BTCなら120万円、3BTCなら180万円の元本が必要です。
もしも元本が足りないと、資金不足のため、注文ができません。
ではビットコインFXをやりたくても、注文時に必要な元本が無いとトレードはできないのかというと、その通りです。元本が足りないのであれば、トレードはできません。そこで出番になるのがレバレッジです。
レバレッジをかけると、たとえ元本が少額であっても高額のトレードができますよ。

レバレッジの仕組みとは?

レバレッジを利用すると、少額からでも取引ができるとのことなのですが、具体的にどのような仕組みになっているのでしょうか?
まずレバレッジについてですが、トレーダーは各取引所が設定している最大値までレバレッジを上げることができます。
金融庁の規制もあるため、国内の取引所だとレバレッジは最大で25倍までしか上げられません。海外だと、規制がないので、100倍以上のレバレッジを提供できる取引所もあります。
仮にレバレッジを10倍に設定してトレードをするとどうなるのでしょうか?
レバレッジを10倍にすると、取引に必要な証拠金が10分の1まで減らすことができます。
仮に現在のビットコインの価格が60万円とした場合、本来であれば最低でも60万円はないとトレードができません。2BTCのトレードをするためには、120万円もの資金が必要でしょう。
しかし、レバレッジが10倍ならば、この資金が10分の1で足ります。1BTCなら6万円、2BTCなら12万円よりトレードができます。
このような取引に必要な最低金額のことを必要証拠金と呼びます。レバレッジを設定した上で、必要証拠金の額以上の資金があれば、トレードができます。
仮に6万円しか資金がないトレーダーが1BTC60万円の時に1BTCの売注文を入れ、40万円まで下落した後に決済をすると、このトレードで20万円もの利益を稼ぐことができます。
たった6万円の資金が、一気に26万円まで増える計算ですね。
ではその反対で、60万円の時に買い注文を入れ、40万円まで落ちた場合はどうなるのでしょうか?
その場合、マイナス20万円の損失となりますので、証拠金の6万円を引いても、14万円足りないです。
本来であれば、この14万円は借金となります。しかし、取引所にはロスカットのルールがあるので、滅多に証拠金がマイナスになることは無いでしょう。

ロスカットとは?

ロスカットとは強制的な決済のことで、一定額以上の損失が出たら取引所が自動的に決済をし、損失を確定させることです。
勝手にポジションを決済されるため、一見すると厄介な制度です。しかし、そもそもロスカットされるほど損失が出ている以上、強制的な決済はむしろ損失の拡大を未然に防いでくれる頼れる制度でもあります。
ロスカットの基準は取引所によって違います。証拠金維持率が100%を切った途端にロスカットをする取引所もあれば、20%を割らない限りロスカットをしない取引所もあります。
できるだけ資金に余裕をもたせてトレードをしたいなら、ロスカットの基準が緩い取引所を利用すると良いでしょう。
ただし、ロスカットの基準が緩すぎると、いざロスカットをされた時に、証拠金の大部分をロスカットで失うことになるので注意してください。
ロスカットの基準は、だいたい60%から80%ぐらいが望ましいでしょう。

レバレッジは危険なのか?

いくらロスカットルールがあるといえど、自己資金を超えるような取引ができるレバレッジは一見すると危険な制度に見えますが、実際はどうなのでしょうか?
確かに、海外の取引所のようなレバレッジ100倍の環境で、フルレバレッジの注文を入れることは、危険以外のナニモノでもありません。絶対に止めてください。
ただし、レバレッジは取引量を守っている限りにおいて、それほど怖いものではありません。
そもそもFXの何が怖いのかといえば、それはリスクの大きすぎるトレードができることであり、レバレッジをかけるだけならばそれほど恐れるようなものではありません。
たとえレバレッジが1万倍だったとしても、取引量を常に0.1BTCや0.01BTCのような、少量の注文しかしないのであれば、たとえ思惑を外したとしても大した損失にはならないでしょう。
他方で、少額の資金しかないのに、1BTCどころか10BTCの巨額の取引などをすれば、たった一回の失敗で大損する恐れがあるので危険です。
トレードをする際には、レバレッジを守る、より精確に言うならリスクの範囲内におさまる程度の取引量でトレードをしましょう。

取引量が少なければレバレッジが高くても安全な理由

FXでリスクの低いトレードをしたいのであれば、常に少量のトレードをするように心がけましょう。
取引量が少なければ、レバレッジはむしろ証拠金を下げてトレードできる制度なだけに、非常に役に立ちます。
仮に資金が10万円で、レバレッジを10倍にした場合、最大で100万円分のトレードができる計算になります。
この時、ビットコインの価格が1BTC50万円だった場合、証拠金が10万円もあれば最大で2BTCのトレードができる計算になりますね。
2BTCの取引をするということは、損失は1BTCの取引をした場合の2倍です。例えば、上がると思って買いポジションを入れた後に、価格が急落し、10万円分の損失が出たとします。
この時、1BTCの取引であれば、10万円の損失、2BTCの取引であれば20万円の損失が出るので、2BTCのトレードをするとマイナス10万円の赤字ですね。
では、取引量を0.1BTCまで下げた場合はどうなのでしょうか?
この場合、10万円の損失といっても、取引量が0.1BTCであるため、損失は1万円まで縮小されます。
損失が1万円であれば、まだ9万円残っていますので、もう一度トレードをすることで再起を図れるでしょう。
このように、取引量を下げてしまえば、低レバレッジで取引をしているのと同じように低リスクなトレードを実践できます。
むしろ証拠金維持率に余裕ができるため、ちょっと含み損が出てもすぐにロスカットにならず、余裕のあるトレードができるほどです。
例えば1BTCの価格が50万円で、0.1BTCの取引をする場合、レバレッジ10倍ならば5000円が証拠金の最低額になります。
対してレバレッジが1倍の場合、0.1BTCの取引に必要な最低証拠金は5万円となります。
もしもトレードで思惑を外し、損失が発生したとしても、レバレッジが10倍ならば証拠金が5000円になるまで証拠金維持が不足することはありません。
しかし、レバレッジ1倍だと、損失が発生し、証拠金が5万円を割ってしまうと、即座に証拠金維持率が100%を割ってしまいます。
このように、レバレッジを上げつつ、同時に取引量を下げると、含み損が出てもすぐに証拠金維持率を割ることなく、継続的にトレードができるというメリットがあります。
証拠金維持率を割って追証が発生しても、追証なしの取引所であれば問題はないです。しかし、追証がなくてもロスカットルールまで無いという取引所は基本的にありません。
証拠金維持率が著しく落ちるようなことがあれば、いずれはロスカットルールが発動し、強制的に損切りさせられます。
そのような事態を防ぐためにも、ビットコインFXをする際には想定以上の損失が出ないように、レバレッジと取引量を上手に調整しておきましょう。
だいたい元本に対して適切なレバレッジというと、3倍から5倍くらいで良いでしょう。高くても、10倍ぐらいに限定しておけば、リスクを管理しやすいです。

レバレッジと取引量を守ればFXは怖くはない?

いくらビットコインのボラティリティが激しいからといって、取引量が少ないのであれば、FXは怖くはありません。
例えば、ビットコインの価格が200万円から50万円まで大暴落するとします。この時、1BTCのポジションを保有していた場合、最大で150万円の損失が出ることでしょう。
では、取引量を0.1BTCまで下げると、どうなるのでしょうか?この場合、損失は最大で15万円となります。
さらに下げて0.01BTCの取引となると、損失は最大でも1.5万円となります。
このように、取引量を下げてトレードをしている限り、ビットコインFXといえど、大損することはありません。
もちろん、取引量を下げるということは、得られる利益も小さくなることを意味します。
ただ、まだ一度もFXをやったことがないという方の場合、無理に最大値まで取引量を増やしてトレードをする必要はないでしょう。
まずは取引量を最低限まで減らし、トレードの練習をしてみることをオススメします。取引量を減らしてトレードをしている限り、たとえ思惑を外したとしても、大損することは滅多にないでしょう。

まとめ

FXというと、漠然とリスクの高いトレードで、ギャンブルのようなモノだと思っている方も多くいることでしょう。
確かにボラティリティの激しいビットコインは、ギャンブルのように危険な投機に見えるかもしれません。
実際、レバレッジを最大限にまで設定した上で、最大量のトレードをすれば、下手をすれば資金が全額消えるほどの大損をすることもあるでしょう。
しかし、そのような無茶なトレードをすれば、そもそも仮想通貨に限らず、何をやってもリスクは大きくなるに決まっています。
一方で、ボラティリティが激しいビットコインFXであっても、レバレッジと取引量に注意を払っている限り、大損することはありません。
むしろレバレッジに対して取引量が低くなるようにトレードをすれば、損失を常に最小限に抑えることができるほどです。
FXに興味があるという方は、まずは取引量を減らし、低リスクな環境でトレードに挑戦してみましょう。

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